片原饅頭

昔、群馬県前橋市に桐生から通っていました。

帰りは友達と街中を歩いて『片原饅頭』を2個ずつ買って駅に向かうのです。

その頃16時18分発は電車でなく蒸気機関車でした。黒い煙をはきながら走る汽車の中で

2個の『片原饅頭』を食べるのがとっても楽しいひと時だったのです。

『片原饅頭』とは酒饅頭なのですがどこの酒饅頭より美味しかったのです。

他所でも酒饅頭は売っているのですがやはり『片原饅頭』とは味が違うのです。

その後『片原饅頭』のお店はなくなってしまいその味を受け継ぐお店はできませんでした。

今でも『片原饅頭』が食べたくてついに挑戦してみました。

実は今日で2回目、1回目はしぼんでしまい失敗でした。

やっと合格点がつけられる位にできましたので作り方を紹介します。

   
材料 11個分
強力粉  160g               別にこしあん           
薄力粉  120g               5cm角に切ったクッキングシート
酒     100cc
微温湯   80cc
塩     少々
砂糖    大さじ1
ドライイースト  6g

作り方
以上を全部混ぜてよく捏ねる。
40分暖かいところで発酵させる。
打ち粉を振った上で棒状に伸ばし11個に切り分けあんこを包んで10分くらいたってから
霧を吹き13分蒸します。
蒸し終わって急に温度を下げるとちじんでしまうので蓋をずらして徐々に温度を下げます。



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こしあんは20gずつ丸めておきます。

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発酵して膨らみました。

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あんこを包んで丸めました。

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蒸しあがった状態です。

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美味しくできました。

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しし丸もほしいの~?

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「あ~旨かった!」byしし丸

しし丸も飼い主に似て甘党さんです。